Sae Lee ~From Paris~

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フランスにはアロカシオン(住宅補助)という、
外国人学生でも補助を受けることのできる制度があります。

自分の住んでいる地域を管轄しているCAFに行き、申請書をもらい、
それに必要事項を記入し(大家さんが記入する欄もあります)、
あとはパスポートと滞在許可証と振込先の口座番号が明記されている紙を提出するだけです。

私は、Websiteで申請書をダウンロードし、必要書類と一緒に送ったため、
CAFには一度も出向かずに申請を済ませました。

無事受理されると毎月、月初めに一定額が振り込まれます。

毎年、滞在許可証の期限が切れると、新しい滞在許可証のコピーを送るまで
一旦、振り込みが停止されますが、新しい滞在許可証のコピーを送ると
振り込みが再開されていたのですが
去年、9月に振り込みが停止し、その後11月に新しい滞在許可証のコピーを手紙を添えて
送った後、CAFから何の音沙汰もありませんでした。

その後、忙しさにかまけて、すっかり放置してしまっていたのですが
月188ユーロの補助は学生にとっては、なかなかありがたい話ですし
必要書類は送っているのにどうなってるんですか??というメールを
あまり期待はせずにCAF宛てに4月に送りました。

そして昨日、銀行口座の明細を見ると、
CAFから2か月分に少し満たない額が振り込まれてるではありませんか!
振り込みはすでに1週間ほど前にされていたようですが
何の手紙もメールも来ておらず、
なぜ2か月分??しかも、少し減らされている??という疑問は残りますが
振り込みが再開したので、一安心です。


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パリは、最近雨の降ることが多く、気持もなんだかカラッとしない日が続いています。

一昨日の夜中には、雷とどしゃぶりの雨に起こされました。
家の造りが、あまり丈夫ではないせいか、家全体が、
雷が落ちる度にカタカタカタと震えている音を聞きながら、
いつの間にか、また寝てしまったわけですが。

現在、9月6日にあるコンサートのプログラムにメシアンの鳥のカタログから第1巻の2曲目
コウライウグイスという曲の譜読みを始めました。

コウライウグイスに始まり、ミソサザイ、クロウタドリ、ヨーロッパコマドリ、ウタツグミ、ニワムシクイ等
色々な鳥たちの鳴き声が組み合わさって、一つの曲になっています。

どんな鳴き声なのだろうと調べてみると、
便利なことに、ネット上で色々な鳴き声を聞くことができました。
鳥たちの鳴き声を聞きながら楽譜を見ると、
メシアンがどんなに鋭い聴覚を持っていたかと驚きました。

家が郊外にあるので、色々鳥の鳴き声が、朝から晩まで聞こえてくるのですが
いつもは気にもとめていなかったのに、最近は、耳を傾けて
あ、この鳥はクロウタドリかな??なんて、少々がらにもないことをやっています(苦笑)


ご報告ですが7月24日、NHKーFM「名曲リサイタル」の収録がNHK大阪ホールであるのですが
それと連動して、NHK-BS「クラシック倶楽部」の収録も行うことになりました。

「名曲リサイタル」は2008年8月16日(土)19:20~21:00・FM全国放送にて放送予定です。
※但し放送日は変更の可能性有り

「クラシック倶楽部」は毎週月曜~木曜: 午前10時55分~11時50分に
NHK-BS2にて放映されていますが今のところまだ放映未定です。

また詳細が決まりましたら、お知らせさせていただきます。

昨日で、録音もすべて終了したのですが
昨日の録音では久しぶりに、頭にきて切れそうになりました・・・。

セルビア人のギター奏者ですが、すでにはじめての合わせの時点から
ここの入りが間違ってるよというと、僕が間違うなんてありえない!と言ったり、
少しでも、彼の演奏を指摘すると、君が何を言っているのかわかならいととぼけたり
6人の中で一人だけずれているのに、まるで自分が合っているかのように
足をどんどんと踏み鳴らして、彼のテンポに皆が合わせなくてはいけなかったり
他にもいろいろとあり
色々と難しい人なのはわかっていたのですが、
昨日の録音では呆れてものも言えなくなりました。

彼は、この録音に参加するのを半年以上前から、わかっていたにも関わらず
昨日の録音の日に、レストランでやっているバイト演奏の仕事を入れ
3時から6時までだった録音予定を、彼のせいで1時間早めることになりました。

5時には学校を出なきゃ間に合わないと、伝えてきたのが、録音4日前。
今更、日程も、ギター奏者も変更することができません。

そして、昨日。

録音中、サウンドテクにシャンとは、マイクとスピーカーを通して
話すのですが、人が話しているのに、隣で(ギターとチェレスタは隣の配置)ジャカジャカと
まったく関係ない曲を練習したりするため、彼らが何を言っているのか全然聞こえず
かなりイラッとしていたのですが、その後、最後のパートに差し掛かると
演奏しなければいけないはずの場所で、7小節ほど演奏するのをやめるので
ここ、さっき弾いてた??と聞くと、ノン。・・・。

ノンって、どういうことよ!と思いながらも、弾かなきゃいけないというと、
また何を言われるかわからないので
ハープと、ギターと私の3人で、そこの場所したいんだけどと言うと

あー、そこの場所は、難しすぎて、ほとんど演奏不可能だから!
と、言われた時には、メンバー5人とも、唖然としてしまって言葉を失ってしまいました。

あくまでも、プロの音楽家を目指している身で、そこは演奏不可能に等しいくらい難しいから
弾かないという姿勢が、私には理解不能です。

難しいからこそ、練習するのであって、はじめから不可能だからと
練習もせずに諦めてしまうなんて、音楽家としてあるまじきことだと思います。

ましてや、コンサートの1回限りのものとは違い、
録音という、永遠にというと大げさかもしれませんが残るものに参加し
半年ほど前から、楽譜を持っていたにも関わらず、そういう姿勢で録音に参加し
まったく、当たり前のように、そこは弾けないといった彼はいったい何を考えているのでしょう。

そして、皆の彼に対する様子が、おかしいことには気づきながらも
その理由に、まったく気付かず、自分はまったくおかしいことはしていないという態度を取り
彼が弾けないせいで、何回も取り直しになっているにもかかわらず、
もう僕行かなきゃいけないからとまで言った彼は、いったいなんなんでしょうか。

彼とは、一生、一緒に演奏する機会はないでしょうが
違う意味で、いい経験になりました。

13日より学校での録音が始まりました。

サクソフォンを含む室内楽曲ということで
6曲中、5曲に参加しており、昨日までの3日間は
朝の9時から夜の7時まで途中休憩をはさんで
1日中、学校にこもっていました。

演奏しては、聞いての繰り返しで、
初日はまだしも、2日目、3日目の最後のほうは
とにかく、演奏に集中することだけでも精一杯で
どのテイクが良かったのかも覚えていません。

2日目の午前中に録音した、ウェーベルンは80テイクいったそうですが
演奏した私たちは、そんなにたくさん演奏した記憶はなく、
とにかく1テイク、1テイク、真剣に演奏することに集中しました。

DSCF1551.jpg


それにしても、演奏会とはまた違った、妙な緊張感があり
それを吹き飛ばして、音楽に集中するのは、とても大変だなと思いましたが
とても、いい経験になりました。

パリ国立高等音楽院には、録音設備も整っており、
すべて、学校がオーガナイズして、私たちは演奏することに集中するだけでよく、
ずばらしい環境でいろいろな経験ができることに、本当に感謝です。

DSCF1593.jpg


今回は5日間の日程で、学校のグランドプラトーという
オーケストラの練習に使ったりする、大きなホールのような場所での録音ですが、
5日間、サウンドエンジニアの方、そしてどのテイクがどうだったか、などを記録してくれる
アーティスティックディレクションと呼ばれる2人がサポートしてくれ、
たとえば、録音中にピアノの調律が少し狂うと、すぐに、学校専属の調律師が微調整にきてくれたり
素晴らしいサポートの中で録音することができました。

DSCF1568.jpg


ちなみに、グランドプラトーを一般の人が録音のためにかりると
場所代だけで1日千ユーロの貸出料がかかるそうです。

今日の午後で、全ての録音が終了します。
今日は、ピアノでの参加ではなく、チェレスタでの参加です。

ハープ、ギター、チェレスタ、サクソフォン、オーボエ、フルートという
とてもユニークな編成での6重奏。

楽しく演奏したいと思います。

パリは、2週間のバカンスが終わり
気温もぐっと上がり、ようやく春到来という感じです。

5月13日から17日まで、学校で行われるCDのレコーディングに参加する予定ですが、
プロジェクトのテーマがサクソフォンを使った室内楽ということで
バカンス中は、譜読みに始まり、練習と、他のメンバーとの合わせに追われていました。

室内楽なので、参加するメンバーは総勢15人、楽器も人種も多種多様です。

もちろん、演奏楽器や出身地でその人のキャラクターを決めることはできないのですが
ある程度、楽器特有、出身地特有のキャラクターは存在するんだなと思いました。

私も、ピアノだけではなく、チェレスタという小型のアップライト・ピアノのようで、
チャイコフスキーのくるみ割り人形の金平糖の踊りなどで使われている、
鉄琴よりもすこし柔らかい音が出る楽器を演奏したりします。

一度、ラムルー管弦楽団という1881年に設立され、
1993年から佐渡裕さんがが首席指揮者を勤められているオーケストラの
トラでチェレスタ奏者としてストラビンスキーのペトルーシュカに参加したことがあります。

シャンゼリゼ劇場での演奏会で、30分ほどある曲中に、
チェレスタは1分ほど登場するだけでしたが、短い演奏時間でも、ソロとして登場し、
そして、なかなかオーケストラに参加できる機会のないピアニストとしては、
とても楽しく、いい思い出です。

と、話はそれましたが、良い録音ができるように、がんばりたいと思います!

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