Sae Lee ~From Paris~

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NHK-FM「名曲リサイタル」公開録音の詳細が決まりました。

演奏曲目は
ラフマニノフ: ピアノソナタ第2番 Op.36 改訂版
カウエル:  エオリアンハープ
ドビュッシー: 仮面、喜びの島

の予定です。

2008年7月24日の18時開演でNHK大阪ホールにて開催されます。
前半は、歌の松原友さんの収録があり、後半が私の収録予定になっています。

入場は無料ですが、入場整理券が必要ですので
〒540-8501 NHK大阪放送局
NHK大阪ホール 7月24日「名曲リサイタル」係
まで郵便往復はがきの往信用裏面と返信用表面に、
郵便番号・住所・名前(往信用裏面には電話番号も)を明記してお申し込みください。
締切は7月3日(必着)だそうです。
なお、申し込み多数の場合は抽選となるそうです。

詳細はこちらの方に掲載されていますので、興味のある方はそうぞご覧になってみてください。
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昨日、室内楽科の卒業試験があり
朝9時半からという、コンサート本番ではありえない時間帯でしたが
朝早いにも関わらず、先生や譜めくりに友人が来てくれ
落ち着いて、演奏することができました。

演奏したのは、
シューマン、プロコフィエフ、マントヴァニ、クロノスだったのですが
先生が、試験2日前にマントヴァニに連絡を取り
演奏を聴きに来てくれる機会を作ってくれました。

マントヴァニは1974年生まれの若手作曲家ですが
最近は飛ぶ鳥を落とす勢いで、色々と演奏機会の多い現代作曲家です。
まずは、楽譜上のミスプリではないかというところをチェックしてもらい
その後、一度通して聴いてもらいました。

ちょっとしたことでしたが、いくつかアドヴァイスをいただき
彼の意図がもっと明確にわかりました。
とてもサンパ(フランス語で感じが良いと言う意味です)で私たちもとてもリラックスして
色々お話をすることができ、こんな貴重な機会を設けて下さった先生に感謝です。

おかげさまで、試験結果も審査員一致のTrès Bienをいただくことができました。

さて、今日からスロヴェニアに行ってきます!
7月3日、15日とコンサートをやって、16日にはパリ経由で日本です。
昨日は朝からレッスン、夜はミシュラン邸でサロンコンサートで演奏してきました。

一度家に戻ろうか迷ったのですが、ちょうどピアノ科の卒業試験がやっているので何人か聞いてきました。
なんだか、去年自分が同じ舞台に立ったんだなーと感慨深いものがありました。
今年はメシアン誕生100周年の年ということで必ずメシアンの曲を入れる事と
課題曲としてバッハの半音階幻想曲とフーガを含め45分(50分?だったかも)
のプログラムを組まなければいけません。
ちなみに去年はリストのオーベルマンの谷が課題曲でした。

それにしても、試験、コンサート、コンクールのいずれとも違った緊張感が会場中を覆っており
観客も息を呑むように聞いているような印象を受けました。
今日も何人か友人が演奏する予定なので聞いてきます。

皆悔いのない演奏ができますように!

話しはかわりますが、昨日のサロンコンサートは
イタリアとフランスのサッカーの試合があるため
集客の心配をしましたが、満席の中演奏させていただきました。

演奏会後、ちょうど試合の時間と帰宅時間が重なるので
試合に勝っていたらすごい騒ぎになるんだろうなーと心配をしましたが
残念ながら試合に負けたため、家には問題なくスムーズ帰宅できました。
帰り道、メトロの中の人達の顔が心なしかくもりがちだったのは
気のせいではないと思います。
昨日は、室内楽のレッスンで学校に。

教授は、前にも一度紹介したことのある、ブーレーズの創設した
アンサンブル・アンテルコンテンポランにて第1オーボエ奏者を務められています。

レッスンの後なぜ、そういう話になったのかは覚えていませんが
アンサンブル・アンテルコンテンポランに来た時の
惜しくも2006年に亡くなられたリゲティなどの話を聞きました。

彼は当時すでに80歳を超えていたそうですが、ブーレーズの指揮で彼の曲を演奏するということで
リハーサルから参加し、色々と細かく指示を出されていたそうです。

そして、客席から舞台に上がりブーレーズのもとへ、急いで小走りにやってこようとしたとき
楽器を運ぶための小さな台車が舞台袖にあったにことに、急ぎすぎて気付かず
それに片足が乗ってしまい、舞台袖から、その台車でヒューッとブーレーズの元にやってき
そのまま、団員の目の前でドスンとひっくり返ってしまった!!そうです・・・。

ブレーズをはじめ、団員も彼ももう80歳を超えているし、絶対怪我した!!とあわてたところ、
リゲティ本人は、まったく気にとめた様子もなく、くそ!と言いながら起きあがり、
何事もなかったかのように、それでここは・・・。とブレーズに向かって指示をはじめたそうです。

想像すると、なんだか微笑ましい光景ですね。

先週、シャンゼリゼ劇場から、6月2日のArcadi Volodosのコンサートのチケットを
1枚買うともれなく1枚プレゼント!というメールが来たので、これは買いだ!と思い
友人を誘って、聞きに行ってきました。

同じ日に、同じ時間に、シャトレ劇場で、ブレンデルの引退公演があったためなのか
どうも、集客率が悪かったようで劇場の舞台に向かって
右半分の3階バルコニーは空席が目立ちました。

予約席のチケットを、貰うためにカウンターに並んでいると
見知らぬ女の人が、チケットあげる!といって、1枚のチケットを手渡されました。
予約したチケットもあるしどうしようかな~と思っていると、
学校で同じ門下だった、友人を発見したので、あげることができました。
無駄にならなくて良かったです。

前半は、シューベルトの幻想ソナタ第18番 ト長調 D.894
後半は、リストの巡礼の年第1年「スイス」より 第6曲「オーベルマンの谷」
巡礼の年第2年「イタリア」より 第2曲「物思いに沈む人」
2つの伝説より 第1曲「小鳥に説教するアッシジの聖フランシスコ」
ハンガリー狂詩曲第13番 (ヴォロドス編)

シューベルトのソナタも、とても良かったのですが、やはり彼の本領発揮となったのは
後半のリスト。第1曲目のオーベルマンの谷は去年に
卒業試験の課題曲として勉強したのですが、
なんというか、曲後半は、リストというよりヴォロドス作曲
と言ってもいいような超豪華版に編曲され、
超超絶技巧とダイナミックな音で一気に会場をものにしていました。

彼の呼吸に合わせるかのように、観客も集中しているのが良く終わり、
彼がリスト4曲から一つの大きな流れを作りたかったことを、よーく理解し
最後のハンガリー狂詩曲第13番が始まるまでは、拍手もせず息を殺すように聞き入り
ハンガリー狂詩曲第13番が始まってからは、曲中にもかかわらず、
感嘆のため息があちらから聞こえてき、
観客の盛り上がりが頂点に達したところで、フィニッシュ。

最後の音が鳴るか否や、湧き上がるようなブラボーと拍手の嵐でした。

録音や録画で見るのとは、比較にならないほど、素晴らしかったです。
彼の編曲は、彼自身の本当に良いところをしっかり把握し、最大限に引き出しており
プラス、強靭で卓越した技術と、ゆるぎない音楽に対する真摯な姿勢が
とても素晴らしいと思いました。

彼の編曲物を、ゲテモノ扱いするような、コメントがYoutube等で見られますが
私個人としては、一つの芸術の形だと思います。
演奏会が終わっても、もっと聞いていたい!と思うような、
一種の麻薬的効果が彼の演奏にはあると思いました。
形はどうあれ、とても大事なことだと思います。
彼の演奏を、ショーだというか芸術だというかは、その人の価値観ですが
芸術は、人の心に届くからこそ、存在している価値があるものだと思います。
演奏会後、CD売り場に人が群がり、飛ぶようにCDが売れていたのが証明していますね。

Youtubeでの彼のインタビューですが
ピアノの前に座っているあなたの姿はとてもリラックスしているように見えますが?
という問いに、もちろん、というか、リラックスできない方が僕には信じられないね!
大事になのは、音楽のスピリットに集中するだけだよ!
という答えからもわかるように
ピアノを、何かおもちゃで遊ぶかのように操つり、
本当にピアノを体の一部であるかのようなリラックスした演奏に、
聞き手もリラックスして演奏を聴けるのは当たり前ですね。

アンコールは4曲、その中でも、ラフマニノフのイタリアンポルカには観客も大喜びでした。
Youtubeにライブでの演奏ビデオがあったので載せておきます。


前から、友人とこんなものがあったら便利なのにね~と話していたのですが
すでに、こんなものが販売されているとは知りませんでした。

バックライト搭載で明るく見やすい12.1インチTFT液晶ディスプレイに、本体メモリに保存された5,000ページ以上の楽譜を表示可能。指定範囲のズームイン表示や、ユーザーによる自由な書き込み/編集作業にも対応し、タッチスクリーンに触れるだけで、スムーズな譜めくりが行えるようになっている。半ページだけ先送りして楽譜を見ることも可能。また、オプションの「Foot Pedal」で足のペダル操作による譜めくり、「Remote Page Turner」でリモコン操作による譜めくりも行える。(マイコミジャーナルより)


室内楽の本番では、楽譜の一部をコピーし張り付けたり、縮小コピーして、8ページ分を
貼り合わせて、めくらなくてもいいようにしたりといつも試行錯誤しています。

信頼できる人に譜めくりを頼む時は、打ち合わせもでき安心して演奏できますが
知らない人や、打ち合わせをせず譜めくりを頼まないといけないときというのは
ただでさえ本番ということである程度の緊張をしているのに、それプラス
きちんとめくってくれるかな??という余計な負担がかかり
全然違う場所でめくられたり、間違えて2枚分めくったり、紙をうまくつかめずめくれなかったりと
色々なハプニングが起こることがあります。

少し、私がイメージしているものとは違いますが、価格もUS999ドル(約11万円)と
楽譜を、買いそろえていくより、安くつきますが色々な欠点があるのも確かです。

まず、12.1インチ液晶ディスプレイというのが、ピアニストにとってはネックですね。
音符の量が膨大ですし、右手左手と2段で書かれているのが普通なので
12.1インチだと、見開きにすると音符が小さくなり、目に悪そうですし
ページごとにすると、ページをめくるために
足のペダル操作を頻繁に行わなければいけません。

そして、もちろん版権の問題。

利点としては、どちらにしろ、ソロ演奏は暗譜で行うわけですから
演奏旅行の時に、練習用にもっていく大量の楽譜の量を考えると
1.8キロというのは大変軽いんではないかと思います。

旅行先で、急に何かの楽譜が必要になったとき、楽譜探しに奔走しなくても、
電子譜面台にすべての楽譜が保存されていれば問題ないですね。

書き込み、書き込みを消すことも簡単にでき、
大量に消費している紙の量も削減することができます。

クラシックからロックまで9万8千タイトル以上の楽譜を1作品あたり4~6ドル(約470~710円)で
ダウンロードできるようになっているそうです。

今後、ディスプレイを普通の楽譜と同じ大きさで見開きにし、半分に折りたためるようにし
譜めくりは足のペダルだけではなく、この場所という風にプログラミングすると
勝手にめくってくれるという機能が付けば、音楽家にとってなかなか
重宝されるアイテムとなるのではないでしょうか?


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