Sae Lee ~From Paris~

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モーツァルトの最後のオペラ「魔笛」に行ってきました。カーセン演出、バーデン=バーデンとのコープロダクションで来シーズンも上演される予定です。このオペラは、モーツァルトがメンバーでもあったフリーメイソンのさまざまなシンボルや教義に基づく歌詞や設定が用いられていることも特徴で、序曲の最初や中間部ではフリーメイソンの重要な儀式とされる3回のノックを模倣する「3つの和音」が何度も現われたり、夜の女王の3人の侍女、タミーノとパパゲーノのお供の3人の童子、など各所に「3」を象徴的に使われています。モーツァルトは若くして急死したため、現在では否定されていますが、フリーメイソンの教義を漏らしたため暗殺されたという説もあったほど。

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演出面でも、「3」を象徴的に使っていました。左写真の穴のように見える部分はオーケストラピットです。宝塚歌劇のような舞台ですね。右写真の一番奥にあるスクリーンを含めて、舞台を4つに区切る4枚のスクリーンが。一番手前のスクリーンはちょうど人が立っている真後ろに、幕の少し後ろ部分に下りる状態になります。「魔笛」は登場人物の出入りが多く、特に2幕は舞台転換の頻度がかなり高いので、各スクリーンを降ろしてスクリーンの前で舞台が進行している間に、スクリーン裏で舞台変換を行うという手法でした。場面によって土壌かと思えば、また芝生にの繰り返し。舞台裏はさぞてんてこ舞いだったはず。その間スクリーンには森の風景が映し出され、オペラ全体を通して森の四季が映し出されました。

1幕は奥から三つの芝生部分の右側に地獄へ通じる穴があり梯子がかかってるのが見えました。この芝生部分が夜の庭園という設定。2幕はその長い梯子が天井から床まで3本あって、土壌に。1幕の舞台の下の世界、試練を受ける場所として描かれていました。その後、一番後ろの部分はスクリーンで隠され、真ん中は芝生(夜の庭園)+穴。手前が長い梯子に土壌と上下を後前にし、例えば奴隷頭モノスタトスが舞台手前の梯子を上って夜の庭園に上がってこようとする所、夜の女王がバケツを手にして芝生の穴に水をかけると、手前の梯子部分から奴隷頭モノスタトスめがけて水が降ってきます。

CIMG4085.jpg「魔笛」の登場人物で主役以上にキャラが立っているのが夜の女王とパパゲーノ。今回の注目はパリ・オペラ座デビューの夜の女王、サビーヌ・ドヴィエイル(Sabine Devieilhe)。オペラからの引退宣言をしたナタリー・デセイの後継者と若干28歳ながら注目の歌手です。リハーサル風景などArteで放映された映像


オペラからの引退宣言をしたナタリー・デセイの夜の女王


サビーヌ・ドヴィエイルの夜の女王












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