Sae Lee ~From Paris~

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- --:-- | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |
CIMG4321.jpgワーグナーのトリスタンとイゾルデを見てきました。2008年、パリオペラ座の日本での引っ越し公演でも上演されたピーター・セラーズ演出、ビデオ・アートの巨匠ビル・ヴィオラの映像が特徴的なプロダクション。18時に始まって、2回の休憩をはさんで、終わったのは23時半頃。プログラムには、プロダクションの生みの親で先月他界された初演時のオペラ座総裁のモルティエへの追悼公演と記載されていました。モルティエ氏は2004年にパリ国立オペラ座の総裁に就任以来、「ヨーロッパで最も刺激的なステージ」を目指して斬新な演出家の起用してプロダクションを次々と制作、埋もれていたオペラ作品の発掘などに尽力されました。

モルティエが「ピーター・セラーズによる演出はヴィオラの映像に仕えるものであって演技的な側面は必要最小限な動作にとどまる」と答えているように、ビル・ヴィオラの映像が主役の演出で、セラーズの出番はほとんどなしといった印象。ヴィオラの映像は、第1幕と第3幕は水を第2幕は火の要素をふんだんに取り入れ、はっとさせられるような美しい場面もあったのですが、ワーグナー特有の事細かに心情や状況を描写する長大なテキストには、個人的にはもう少し動きのある舞台の方が楽しめるような気がしました。

歌手陣では、先日のモーツァルトの魔笛でも素晴らしい歌声を聞かせてくれた、マルケ王役のフランツ・ヨーゼフ・セリグが白眉。












管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://saelee.blog20.fc2.com/tb.php/289-004c1431

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。