Sae Lee ~From Paris~

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友人と、パリのオペラ座にバレエを見に行ってきました。今回はコンテンポラリーで、ミルピエ、ポール、マクレガーの3人の若手コレオグラファーの作品を集めての公演で、音楽は録音されたものが使われていました。ダンスのことはよくわからないうえに、コンテンポラリーダンスということもあり、どちらかというとダンスより音楽のほうに気がいきました。

1作品目のフィリップ・グラスの曲は、単純な反復のリズムがメインのミニマル・ミュージックで、『浜辺のアインシュタイン』というオペラからの抜粋だそうですが、どこまで禁欲的なんだろうと言うほど音楽展開がなく、リズムに徐々に体が慣らされていくような感じがします。カラフルなダンサーの衣装と、舞台上に映し出された映像に目が行きました。

2作品目は、今回のシーズンの為に作られた新作だったようで、音楽はリゲティ。色々な曲からの抜粋だったようですが、全体に舞台上の色彩も暗めで、不覚にも途中意識が遠のきそうになってしまいました。始めの曲が、たぶん2台ピアノの為の3つの作品の第1曲だと思うのですが、それぞれのピアノが、まったく違うテンポで演奏しているように聞こえる中、ダンサーはどうやって拍をとりながら踊ってるんだろうかと不思議に思いました。

3作品目は、唯一音楽よりも踊りに目がいきました。照明やセットも面白く、始めは舞台上いっぱいのスクリーンに映像が流され、スクリーンの前でダンサーが踊り始めるのですが、途中スクリーンが上がると、スクリーンの後ろから箱が現われ、箱の中で2人のダンサーが踊り始めます。どうもその箱が微妙に動くうえ、箱自体がオペラ座の舞台の傾斜とは反対に傾斜しているようで、よくあんな不安定な中で踊れるもんだなと感心しました。その後、またスクリーンが下りてき、しばらく映画のように映像だけが流れます。その映像がわりとグロテスクなもので、映像と言っても、写真を高速で差し替えて動いているように見せる手法(簡単に言うとパラパラマンガのような感じ??)で、グロテスクなうえ、更に不気味な感じがしました。その後またスクリーンが上がり、箱が現れ、とこんな感じの踊りだったのですが、あとでコンセプトを見てみると、ダーウィンの進化論がベースのバレエだったようです。

とても楽しみにしていた、Ballets Russes(ペトルーシュカ、バラの精、牧神の午後など)は12月12日からで、私は公演日の前に日本へ帰るため見れないことが判明。ものすごく楽しみにしていただけに、本当に残念です。とても人気の演目で、チケットも早々に売り切れたようです。
IMG_0046.jpgオペラ座に、ジゼルを見に行ってきました。日曜のお昼の公演だったせいか、子ども連れの方が多く、登場人物が舞台に出てくるたびに、これは誰?何してるの?と大きな声で話したり、前の人の椅子をどんどんと足で蹴ったりとマナーが悪く、あまり集中して見れなかったのが残念です。

今日座った席はカテゴリー4で20ユーロのAmphiteatre(天井桟敷)でした。舞台から距離はありますが、真正面で舞台が一望できとても鑑賞しやすかったのですが、なんせオペラ座全体の熱気が溜まる場所でもあるため、始まってすぐ気分の悪い人が続出。特にお年を召した方々にはきつかったようで、何人か外に出て行きました。しかし狭い通路に椅子を埋め込めるだけ詰め込んだような状態から外に出るのにも皆が立ち上がってと一苦労で、かなりざわざわし真剣に見たい人からはシーという声も聞こえてきました。

私は、扇子を持っており扇ぎながらだったので、そこまで暑いとは思いませんでしたが、冬の寒い時期にオペラ座のAmphiteatre(天井桟敷)で鑑賞する場合、タートルやセーターを着ていくと大変な目にあうかもしれませんね。中を薄着にして、コートやカーデガンなど簡単に脱げて体温調整ができるものがいいかもしれませんね。
オペラ座にまたまた、バレエを見に行ってきました。今回はプルーストが生涯かけて執筆した長編小説「失われた時を求めて」のいくつかのシーンをローラン・プティがバレエにしたてたもの。全2幕からなり、使用されている音楽も物語や時代背景と縁のあるものが選ばれており、ベートヴェンからワーグナー、サン=サーンス、ドビュッシー、フォーレ、フランク等が使われており、音楽だけ聴いていてもとても楽しめました。

第一幕は「プルースト的天国」と称して、パリの社交界を舞台にノスタルジックなベル・エポックの時を彩どっており、サンサーンスの動物の謝肉祭のピアニスト、ハープ協奏曲、フランクのヴァイオリンソナタ第1楽章、ドビュッシーの海、シランクス等に乗せてとってもノーブルで幻想的な世界が広がっていました。

第2幕は「プルースト的地獄」と、第一幕とはうって変わり同性愛者のシャルリュス男爵を主人公に、ベートヴェンの弦楽四重奏曲第14番に乗せて、滑稽でどこか物哀しげな様子で幕が始まりました。その後、光で満たされた白い背景の中で4人の男女が、ほとんど裸体で踊っていましたがあまりにも背景の光が強く踊っているシルエットしか見えず、まるで彫刻が動いているかのようで、官能的でありながらもとても美しく神秘的でした。ちなみに、戦時下のパリで、地下鉄の通路で繰り広げられる見知らぬ同士の快楽の宴というシーンだったようです。そして最後はワーグナーのリエンツィ序曲に乗せて、死者の群れが舞台を支配し、一方でマルセル・プルーストが椅子に座ったまままったく動かない様子の中、色々な登場人物が走馬灯のように現れては消えて幕が閉じます。

6月末には、来シーズンのチケットの発売が開始されるようなので、予定と照らし合わせて見に行けたらなと思います。
チューリッヒに留学している友人がお母さんとパリに遊びに来ており、2日間にかけてパリを案内しました。初日は、2時頃にホテルへ迎えに行き、早足でパリの名所を回ることに。マドレーヌのラデュレで昼食をし、マドレーヌ寺院、モンマルトルのサクレクール寺院、シャンゼリゼ通りの凱旋門、エッフェル塔、ノートルダム寺院を回りました。

翌日は、せっかくパリに来たのだからということでバレエを見に行くことにしました。パリオペラ座でオネーギンという演目を見ました。プーシキン原作の「エフゲニー・オネーギン」は19世紀ロシアの社交界を舞台にすれ違う愛の悲劇を描いた作品です。原曲はチャイコフスキーですが、音楽はクルト=ハインツ・シュトルツェと言う人が編曲したものだそうです。

パリオペラ座のチケットですが、インターネットで見た限りでは4日の演目のチケットは売り切れており5,6,7等席のチケットは当日の演目の45分前に発売されるので、そちらの方のチケットを買うことに。19時半開演だったので18時過ぎころにチケット売り場(Rue ScribeとRue Auberの間に入口があります)へ行くと、既に20人ほどの人が並んでいました。18時45分からチケットの発売が開始され、5等席は売り切れており、6等席の7ユーロのチケットを購入しました。その後、オペラ座に入り席へ。6等の天井桟敷は座面が少し高く、奥行きがやや狭いのでやや疲れます。私が座ったところは、中央寄りだったので舞台上を問題なく見れましたが端に行くほど舞台が見えなくなるようです。

実は、バレエを見るのは初めてだったのですが、とても優雅でバレエの細かいことはわかりませんがとても楽しく見ることができました。何年もパリにいながら何でもっと早く見に行かなかったのか後悔です。こうして、きっかけを作ってくれた友人に感謝です。早速、家に帰った後オペラ座のホームページで他の演目で面白そうなものがないかチェックし、6月の公演のチケットを購入しました。来シーズンのチケットの発売はまだですが、私の大好きなストラヴィンスキーのペトルーシュカが演目に入ってるので生で見れるのがとっても楽しみです。
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